ＪＡってこんなことしてます

金融教育の重要性が高まる中、ＪＡとＪＡ広島信連は１１月８日、広島市立中野小学校でお金について学ぶ出前授業を行ないました。３年生５９人が農家経営のシミュレーションゲームで、お金の役割や上手な使い方などに理解を深めました。ＪＡ信連が進める地域金融教育事業の企画で、県内では初めての取り組みです。
児童は農家になった設定で、育てる作物を考えて、肥料や農薬、農業機械の購入などの金額を計算してワークシートに記入しました。お金の使い方によって野菜の売り上げが変わる仕組みで、生産資材の種類や金融機関から運転資金の借り入れなどを判断。ＪＡ職員や友達、保護者にも相談しながらお金の大切さや経済の仕組みを学びました。
参加した児童は「農業のゲームで楽しく学べた。家族に相談して考えながら大切にお金を使いたい」と笑顔を見せました。
金融教育は、経済や社会環境の変化を踏まえて学習指導要領が拡充されるなど、重要性が高まっています。ＪＡは今後も金融教育の出前授業を積極的に展開していく予定です。