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JAってこんなことしてます(加工事業)

(加工事業)

JAってこんなことしてます

規格外野菜をおいしく活用! JAひろしま × 井辻食産 コラボ餃子が誕生
JAひろしまは、食品メーカー「井辻食産」と連携し、広島県産の規格外農産物を活用したコラボ餃子3商品を開発しました。春ぎょうざ「芽吹(めぶき)」と「萌黄(もえぎ)」、夏ぎょうざ「涼菜」、鍋用ぎょうざ「旬味」の4種類で、それぞれ地元産のアスパラガスや白ネギ、トマト、ユズなどを使い、家庭でも手軽に楽しめる味わいに仕上げました。
2022年8月から商品開発を検討。JA合併で幅広い農畜産物が食材として使えるようになり、多くの世代に親しみのあるギョーザに着目しました。原料の農畜産物の味を引き出せるよう、食感や味などを変えて試食を重ねるなど工夫しました。
これらの商品には、見た目や大きさの基準を満たさない“規格外”の農産物を使用。食品ロス削減や生産者支援にもつながる取り組みとして注目されています。
ナス規格外品を加工 JA広島菜加工場活用
JAは、酷暑などの異常気象で農作物の安定生産が難しくなる中、生産者の手取り確保のため、規格外品の夏秋ナスの加工を始めました。生産者から1㌔当たり150円で買い取り、庄原市のJA広島菜加工場で1次処理。生産者が安心して栽培できる環境を整え、農業生産の拡大につなげます。
JAはナスを全域の振興品目に指定して、生産と販売に力を入れています。地域営農経済センターでの展示圃の設置や生産者向けの栽培研修会に加え、地域間連携に向けて月1回ほどの「夏秋なすチーム会議」で生産技術や課題、販売状況などを共有。本年度は、約11㌶で栽培し、約350㌧の市場出荷を見込んでいます。
一方で、夏場の酷暑、局地的な大雨や長雨などの異常気象で、極端な曲がりや果皮のボケなどの増加が懸念されます。収穫量の1割ほどを見通す規格外品の活用を検討し、食品製造業者と連携。7~9月が閑散期の同加工場に着目しました。
 加工用のナスは、極度な石ナス果とタバコガ類の食害を除き出荷できます。加工場では、検品してヘタを切り落とし、「荒漬け」などをして提携する食品製造業者に引き渡します。